色・柄で企業の印象が決まる?企業ユニフォームの色・柄の決め方とは

公開日:2022/04/15

業界や職種を問わず、ユニフォームはさまざまな企業で採用されています。社員のモチベーションや満足度の向上などといったメリットが存在するため、ユニフォームの採用を考えている企業の方も多いのではないでしょうか。選択する色によって作業効率や職場の雰囲気が異なります。求める機能や職種に合わせて、最適な色を選択することが重要です。

第一印象は色で決まる?

「第一印象は色で決まる」ともいわれるほど、色というのは人に大きな印象を与えます。「人を元気づける」「落ち着かせる」「癒しを与える」など、色が持つ心理的効果は意外なほど高いのです。

たとえば、青や紺系の寒色であれば人に「クールな印象」を与えますし、赤やオレンジなどの暖色であれば「暖かい印象」を与えます。また、明度が明るい色は明るく、暗い色は重たい印象になります。

制服・ユニフォームの色や柄は、お客さんに与える印象を左右するため、企業の制服・ユニフォームを考える際には、その「色の力」を味方につけ、お客さんをより心地よくもてなすことができる色を選んでいきましょう。

生地の柄にも注目してみよう

一方で、色だけでなく「生地の柄」も人に印象を与える上で、重要な要素のひとつです。有名な柄として、チェックやボーダー、ストライプ、花柄などがありますが、それぞれ人に与える印象は異なります。

また、柄の種類だけでなく、柄の大きさ(チェックの幅の太さや、ボーダーの太さ、花柄の細かさ)も印象を左右します。制服・ユニフォームを「色」と「柄」という2つの大きな要素から絞り込み、お客さんにも従業員にも好印象を与えるデザインを見つけていきましょう。

企業ユニフォームで好ましい色・柄とは

それでは、企業の制服・ユニフォームとして好ましい「色」や「柄」とは、いったいどのようなものでしょうか?もちろん、その企業の大切にしているイメージによって、適切な色や柄は異なってくると思います。ですので、ここでは、いくつかの色と柄それぞれの「人に与える印象」についてお伝えいたします。

まず「色」について説明します。制服・ユニフォームに採用する色として「茶色(ブラウン)やオレンジ系」の色であれば、元気な印象やリラックス感を与えることができます。次に「ベージュ系」のものは、人に親しみやすさを感じさせます。「グレー系」のものであれば、落ち着いた印象や大人っぽさ、真面目さなどの印象を与えます。

高級店などでよく使われる「黒系」は、高級感、重厚感、威厳などを感じさせる色です。無難な「紺(ネイビーブルー)系」は、知的な印象や落ち着き、信頼感、誠実さなどを感じさせ、知的で上品な印象をアピールできます。それを少し薄くした「青(ブルー)系」だと、紺(ネイビーブルー)よりも爽やかな印象が強くなり、爽やかさをアピールしたいときによく使われます。

ここからは「柄」の印象についてお伝えいたします。まず「チェック柄」です。「チェック柄」は、無地のカッターシャツと比べていただくとわかりやすいのですが、カジュアルな印象を人に与える柄となっています。カジュアルな印象を与えるとともに親しみやすさも感じられる柄なので、お客さんにリラックスしてもらいたいサービスを取り扱う企業であれば、よりおすすめの柄です。

次に「ボーダー(横縞)柄」です。「ボーダー(横縞)柄」は「マリンボーダー」で有名なように、もともと海兵の制服に採用されていたこともあり、海を感じさせる爽やかな柄となっています。現代では、プライベートでボーダー柄を着ている人も多いため、カジュアルさと爽やかさを同時に感じさせる柄です。

次に「ストライプ(縦縞)柄」について説明します。「ストライプ(縦縞)柄」は、縦に線が入っているので、細身に見える効果があります。また、シャープでキレイめな印象を与えるとともに、大人っぽさもアピールできる柄です。次に「花柄」です。「花柄」は制服・ユニフォームとしてはあまり見ない柄かもしれませんが、元気さや華やかさ、明るさを感じさせる柄となっています。

また「柄」に関しては「柄の細かさ」も重要な要素です。一般に「柄が細かい」ほうが、品のよさや上品さを感じやすいといわれています。一方で「柄が大きい」ものは、カジュアルな印象や元気で活発な印象を与えます。

以上のことから「どういった印象をお客さんに与えたいか」という観点を持って、制服・ユニフォームの色や柄を選択することは、企業のイメージを左右する非常に大切なポイントであるということがわかります。

「どんな印象にしたいか」で決めよう

「制服・ユニフォームの色、柄」を決める際には、どんな企業イメージをお客さんに与えたいかを決めた上で検討していきましょう。たとえば、事務職・受付寄りの業務で、お客さんに真面目な印象や知的な印象を与えたい場合、紺やグレーなどの寒色寄りの色で、細かめな柄のほうが企業イメージに合っているでしょう。

一方で、接客などの業務で、お客さんに元気な印象やカジュアルでリラックスできる印象を与えたい場合、オレンジやベージュなどの暖色寄りで、大きめな柄のほうが企業イメージに合っているといえます。

ただ、どちらの場合も仕事であることに変わりないので、あまりにも大きな柄であると派手すぎる印象になってしまうかもしれません。そういった点に注意しつつ、あなたの企業に適した制服・ユニフォームを検討していくことをおすすめいたします。

 

ここまで、制服・ユニフォームの「色」「柄」について「色や生地の柄が与える印象」「企業ユニフォームで好ましい色、柄とは」「どんな印象にしたいかで、色や柄を決めていこう」といったことについてお伝えいたしました。企業のイメージに直結する制服・ユニフォームの色や柄は、企業の顔にもなりますので、よりお客さんに好印象を与えるものを選びたいものです。この記事が、色・柄選びの参考になれば幸いです。

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