企業ユニフォームにもクールビズを導入!マナーや注意点とは

公開日:2022/01/01

企業ユニフォームでも、クールビズを導入している企業が増えています。日本ではすでに定着しているクールビズですが、クールビズの服装には、環境省が発表した基準があるのをご存じでしょうか。今回は、クールビズの基準となる期間や服装、クールビズの服装マナーや涼しく着用できるおすすめの素材などをまとめてご紹介します。

ポロシャツあり?クールビズの基準とは

2005年に環境省の呼びかけによってスタートしたクールビズですが、涼しい服装だからといって、何を着用してもよいわけではありません。

ビジネスシーンにふさわしい服装である必要があり、環境省も服装のガイドラインを発表しています。環境省のガイドラインでは、クールビズは5月1日からスタートする「クールビズ」と、6月1日以降の「スーパークールビズ」の2つに分けられています。

5月1日からのクールビズでは、ノーネクタイ・半袖シャツ・チノパンが推奨され、ノージャケットやかりゆしシャツはOKとしながらも徹底はされていません。一方、6月以降のスーパークールビズでは、5月のスタイルに加え、ポロシャツやアロハシャツ・スニーカーの着用がOKとされています。

クールビズの全期間を通じて、Tシャツ・ランニングシャツ・ジーンズ・ハーフパンツなどはNGとなり、注意が必要です。

クールビズの服装マナー

クールビズ期間は普段の装いとは異なるため、ポイントをしっかり押さえて、相手に不快な思いを与えないよう注意したいものです。男女別のクールビズの服装マナーを紹介します。

男性の服装マナー

男性はクールビズといっても、ノーネクタイ&ノージャケットが基本となります。トップスは、半そでシャツやポロシャツなど襟付きのものを選び、落ち着いたカラーのスラックスやチノパンを合わせるのが一般的です。

清潔感のある装いになるよう、シャツやパンツはシワがないように手入れしておきましょう。シャツの襟からインナーが見えないよう、インナーは首回りが深めのものがおすすめです。

女性の服装のマナー

オフィスファッションは、相手や周囲に不快感を与えないことが大前提となります。女性の場合、クールビズといっても、ノースリーブやキャミソール、ミニスカートなど、肌の露出が多いスタイルはマナー違反です。

企業を訪問する機会がある仕事では、袖丈が7分のジャケットや、くるぶし程度の丈がやや短めのパンツでまとめると、スタイリッシュに仕上がります。選ぶカラーは、白やベージュ、ライトブルーなど清涼感のあるものがおすすめ。

内勤の仕事では、冷房対策として薄手カーディガンや軽いジャケットのような羽織を持っておくと便利です。クールビズといっても、オフィスでの生足はNGです。夏でもストッキングを着用するのを忘れずに。

サンダルやミュールを許容している会社もありますが、ビジネスシーンでは基本的にはNGとされているため、周りの人に合わせて靴を選ぶことをおすすめします。

涼しくて透けない素材はある?生地選びも重要!

涼しそうだと思い買った服なのに、着用すると想像以上に透け感が強く、ビジネスシーンに着用できないという失敗をしたことがある方も多いのではないでしょうか?涼しい服を選ぶ際には、生地選びが重要で、涼しさと同時に透け具合のチェックも必要です。涼しくて透けにくいおすすめの素材をご紹介します。

ドライアイス・ニット

ニットというと、厚手で冬の素材のように思われがちですがそうではありません。ニットは編地を意味しており、織物ではないため伸縮性に優れ、ジャージ素材のような感覚で着用できるのがポイント。軽やかで動きやすく、シワになりにくいのも嬉しい特徴です。

ドライアイス・ニットはスポーツ科学から生まれた素材で、一般的なニット素材に清涼感がプラスされ、最近では夏のオフィスユニフォームにも採用されています。

クールマックス

夏のビジネス用のドレスシャツや、スポーツウェアでも多く採用されているのが、クールマックスです。素材自体に涼感があるのではなく、汗をスピーディーに吸湿&蒸散させ、いつでもサラリとした着心地をキープするものです。

生地の形状安定性も高く、シワになりにくいにもおすすめポイント。家庭用の洗濯機で洗え、速乾性にも優れています。柔軟剤や塩素系漂白剤を使わずに洗濯すると、機能を長くキープできます。

鹿の子

ポロシャツの素材として広く知られている鹿の子は、夏に優秀な素材です。生地に凹凸があるため肌との接触面積が少なく、さらりとした着心地が得られます。通気性のよいものや、速乾性の高いものを選べば、さらに便利に使えます。

クールビズとしてビジネスシーンで着用するポロシャツを選ぶときは、見ための印象がシャツに近いフルオープンタイプがおすすめです。

 

クールビズといっても、ビジネスシーンでは何を着用してもよいわけではありません。環境省が発表している期間と服装のマナーを守って、相手に不快感を与えないスタイルでいたいものです。クールビズでは自社で通用するスタイルを守るだけでなく、企業訪問のある仕事の場合は、訪問先のスタイルに合わせることも大切です。涼感のある素材をスタイルに取り入れて、上手に夏の暑さを乗り切りましょう。

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