企業ユニフォームに寿命はある?交換に最適なタイミングは?

公開日:2021/12/01

気持ちを仕事モードに切り替えたり、動きやすさを重視して安全に業務に取り組めるようデザインされたりと業務には欠かせない企業ユニフォームですが、衣類である以上どうしても寿命というものが存在します。この記事では企業ユニフォームの寿命や、交換に最適なタイミングなどについてご紹介していきます。

ユニフォームを交換すべきタイミングとは

ここではユニフォームを交換すべきである、3つのタイミングについてまとめましょう。

寿命を迎えた時

「袖や首元がよれてきた」「生地が伸びてしまっている」「色が変色しきっている」など、年数を重ねることで劣化が進み、服そのものが寿命を迎えてしまった時は交換すべきタイミングです。企業ユニフォームも衣服のため、当然寿命はあるといえます。

体型の変化

従業員も人間のため、太ったり痩せたりして体型が変化します。職種によっては命に関わる危険な作業をともなうケースもあるので、サイズの合わない企業ユニフォームを着用することは極めてリスクが高いです。思わぬ事故が起きる前に、交換してあげましょう。

ブランドイメージの変更

企業ユニフォームは、会社のブランドイメージにも密接に関わっています。新規事業を始めたことをアピールしたり、何らかの理由でイメージチェンジしたりしたい時など、企業ユニフォームを変えることでブランディングに役立てることができます。

長持ちさせる秘訣

企業ユニフォームを長持ちさせる秘訣には、いくつかのポイントがあるようです。詳しく順を追って見ていきましょう。

頻繁なドライクリーニングは避ける

ドライクリーニングとは1800年頃にフランスで開発された洗浄方法で、水を使わないのが特徴です。油を原料とする特殊な溶剤を使ったクリーニングで、水を使うと縮んだり型崩れしたりする衣類によく用いられます。

そのため「生地に負担をかけない」とよくいわれますが、実際には強い化学薬品を使うことから、やりすぎると衣類の寿命を縮めてしまうリスクがあるのです。よって、頻繁なドライクリーニングは避けましょう。

色落ちさせないように気を付ける

「よく汚れが落ちそうだから」とお湯で洗濯したり、アルカリ性の強い洗剤や漂白剤を使ったりしてしまうと、色落ちの原因になります。また、直射日光に当てると紫外線で色落ちするうえ、陰干しをしても乾くのに時間がかかることで色落ちしかねません。そこで、洗濯の際は水に食塩を加えたり、可能な場合は企業ユニフォームを裏返しにしたりして干しましょう

しっかり手入れし、丁寧に扱う

当然ですが手入れをせずほったらかしにすると、企業ユニフォームも衣類のためどんどん劣化していきます。そのため、着ない時期は防虫剤を入れて虫が付かないようにしたり、クローゼットにも湿気対策グッズを入れたりして、丁寧に保管しましょう。

また、ウールなどの場合はブラッシングをして毛玉ができるのを防いだり、できてしまった場合は毛玉取りブラシを使用したりすることが重要です。そして、洗濯する際は洗濯表示をきちんと確認しましょう。

長持ちさせるために重視したいポイント

では、企業ユニフォームを長持ちさせるためには、どんなポイントを重視すればよいのでしょうか?具体的な例を、いくつかご紹介します。

使用環境を想定して選ぶ

オフィスワークをはじめ、現場作業やクリーンルームなど、企業ユニフォームはさまざまな環境で使用されます。まずはどんな環境で使用するのかを想定し、業務内容に合った機能や素材の服を選びましょう。

たとえば油など燃えやすい物を扱う現場なら燃えにくい素材を、そして夜間に屋外で作業する職場なら、反射材の付いた作業服を…など、使用環境で想定されるトラブルなども洗い出していくことで、自然と必要な企業ユニフォームの特徴が見えてきます

サイズをきちんと確認する

着用する企業ユニフォームのサイズが合っていないと、動きにくさから思わぬ事故のもととなります。小さすぎても大きすぎてもいけないので、きちんと採寸してからユニフォームを作るようにしましょう。また、1人ひとり専用で作るのではなく大勢で作業着を着まわす場合などは、各自が身体に合った物を選べるようSS~XLなどサイズに幅を持たせておきましょう。

汚れに合った洗濯方法を選ぶ

泥汚れ・油汚れ・汗染みなど、汚れの種類によって相応しい落とし方が変わります。たとえば、泥汚れなら洗濯機に入れる前にブラシで泥を落とす必要があるうえ、油汚れなら40~60℃のお湯に2時間ほどつけ置き洗いをすることになります。他の衣類と同じように洗って「汚れが落ちない!」と何度も洗濯すると寿命が縮み、何より効果的な方法といえません。

 

企業ユニフォームの寿命や、交換に最適なタイミングなどをご紹介してきました。ユニフォームも衣類である以上寿命があり、交換に最適なタイミングは寿命を迎えた時や体型の変化があった時などです。

その他、汚れやその衣類に相応しい方法で洗濯や手入れをした、同じユニフォームを2~3枚渡すなど複数枚用意しローテーションさせたりすることで、寿命を延ばせます。大切なユニフォームなので、長持ちするように心がけましょう。

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