医療・介護の現場で求められるユニフォーム!選ぶ際のポイントは?

公開日:2021/11/15

病院や介護施設で働くスタッフに相応しいのは、どんなユニフォームなのでしょうか?走り回ることも多いから、動きやすく吸汗・速乾性のあるもの?それとも、汚れにくいもの?この記事では医療・介護の現場で求められるユニフォームの特徴や、選ぶ際のポイントについて、詳しくご紹介します。これから制服を導入する方はぜひ参考にしてください。

デザイン

医療・介護の現場で求められるユニフォームを選ぶ1つ目のポイントは、デザインです。実際にどんなデザインが重視されているのか、その特徴をいくつか挙げていきます。

着脱がしやすいか

デザインによって、着脱のしやすさも変わってきます。前開きでホックボタン式だったり、ジッパータイプだったりすると、急いで着用する際も億劫さを感じないでしょう。ユニフォームは見た目も重要ですが、毎日着用するものである以上、従業員が着替える際のストレスも考慮して選ぶことをおすすめします。

下着が透けないか

とくにパンツスタイルで気を付けたい点ですが、ピッタリと体にフィットするタイプはスタイルがよく見えるものの、下着が透けやすくなってしまいます。

また、トップスでも女性なら「ブラジャーなどが透けてしまう」といった悩みからインナー選びに難航してしまうことがあるようです。下着が透けてしまう心配から業務に集中できなくなる可能性もあるため、透け防止裏地の付いたユニフォームなどがおすすめです。

スラッとして見えるか

いくら着脱しやすく下着が透けなくても、「ウエストがなく寸胴体型に見えてしまう」など不格好に見えてしまうユニフォームだったら、従業員も着ることにストレスを感じてしまいます。なかには着ることでスラッとさせ、体型をカバーして見栄えよくしてくれるデザインのものもあるので、就業時間をストレスフリーに過ごしてもらえるユニフォームを選びましょう。

ポケットの数や位置

業務中はメモを取ったり、ちょっとした小物や器械が必要になったりする場面も多々あるでしょう。そんな時は両手を空けるために、ポケットの付いたユニフォームが便利です。また、名札を付けるために左胸にポケットを付けたり、内側にボールペンを忍ばせられるスペースがあるのも使い勝手がよいでしょう。

動きやすさ

医療・介護の現場で求められるユニフォームを選ぶ2つ目のポイントは、動きやすさです。患者や利用者を助けるためには、機敏に動けることも大切なので、動きやすい服装を用意してあげましょう。

ストレッチ素材でストレスフリー

伸縮性に優れたストレッチ素材なら、両腕を上げたり伸ばしたり、しゃがんだりする際にも生地が突っ張る心配がありません。また、スポーツメーカーなど「人体の激しい動き」を理解する作り手が用意したウェアなどは、動きやすさもバツグンです!走り回ることの多い現場でも、無理なく動けるでしょう。

吸汗・速乾性も重要なポイント

暑い季節に汗をかいた時でも、吸汗・速乾性に優れているウェアなら、蒸れやベタツキが気になりません。また、冬場なら衣類が濡れたことによる身体の冷えも防げます。従業員の健康管理に役立つので、素材の乾きやすさや吸汗性にも着目してユニフォームを選ぶとよいでしょう。

清潔感

医療・介護の現場で求められるユニフォームを選ぶ3つ目のポイントは、清潔感があることです。病院や施設を訪問する家族も、従業員の身だしなみはさりげなくチェックしています。印象をよくするためにも、清潔感を重視したユニフォームを選びましょう。

汚れにくい

ケガをした患者さんの処置をしたり、利用者さんのおむつを交換したり、食事の介助をしたり……と、医療・介護の現場では何かと衣服に汚れが付きやすい場面が多いです。時には通常の洗濯では落ちにくい汚れが付く可能性もあるので、撥水加工など汚れが付きにくいものや、汚れが付いても落ちやすい加工がされたユニフォームがおすすめです。

制菌加工済みか

制菌加工とは、「繊維に付いた菌の繁殖や有害細菌・皮膚常在菌などの増殖を抑え、製品の衛生面を高く維持すること」を目的に施された加工のことです。医療現場でよく着用される白衣をはじめ、マスク・シーツ・靴下・バスマットなどにも使用されています。重病の患者さんや感染症を持つ利用者さんのケアをする現場だからこそ、制菌加工にも気を遣いたいところです。

色にも気を遣おう

「病院=白か薄いピンク」というイメージがありますが、ユニフォームの色は医療・介護ともにパステルカラーまたはナチュラル系がおすすめです。まず、白以外の色の付いたユニフォームを選ぶことで、下着が透ける心配を減らせます。そして明るい色のユニフォームを選ぶことで、病院や施設の雰囲気も明るくなるでしょう。

洗濯がしやすいか

医療・介護の現場で求められるユニフォームを選ぶ3つ目のポイントは、洗濯がしやすいか?という点です。洗濯のしやすさというと、どんなところに注目すればよいのでしょうか?

型崩れしにくいか

医療・介護ともにユニフォームが汚れることの多い現場のため、こまめな洗濯が必須です。しかし、洗ってすぐにヨレヨレになってしまうと大変なので、型崩れしにくい素材がおすすめです。また、しわになりにくいことも重要だといえるでしょう。

乾きやすいかどうか?

季節によっては、洗濯物がなかなか乾かない時期もあります。しかし、勤務した翌日にシフトが入っており「どうしても一晩で乾かないと困る」といった状況を防ぐためにも、乾きやすさは重要なポイントです。必ず乾きやすいユニフォームを選びましょう。

 

医療・介護の現場で求められるユニフォームとして、選ぶ際のポイントを4つご紹介してきました。この他にも、入浴介助に向けたジャージや防水エプロン、排泄介助用のエプロン、マスクなど、現場にあると便利なアイテムがたくさんあります。介助などで、患者さんや利用者さんと身体を近づけることも多い現場のため、ユニフォームは慎重に選ぶことが大切です。

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