作業ユニフォームにくっついたセメント汚れ…。汚れの落とし方とは

公開日:2022/09/15


作業ユニフォームについたセメントの汚れは、簡単に落とすことはできません。砂や砂利が含まれていることから泥汚れでもあり、強アルカリ成分をもつ接着剤が繊維の中まで入り込むしつこい汚れでもあります。したがって、セメント汚れを落とすのには工夫が必要です。今回はセメント汚れの落とし方や、注意すべきポイントを紹介します。

セメント汚れを落とすには

セメントとは、コンクリートを作るための材料のひとつです。砂や砂利だけでなく、水や糊などが含まれて作られています。砂や砂利だけであれば汚れを叩いて落とすことも可能ですが、接着剤が入っているため汚れを落とすことができません。そのため、以下の手順でセメント汚れを落としていく必要があります。

乾いたセメントを剥がす

最初に、作業ユニフォームに接着している面以外のセメントを取り除きます。このとき、無理に取り除かないように注意が必要です。ヘラやナイフのような、セメントを削ぎ落とせるような道具をもちいて、少しずつセメントを取り除きましょう。こすり落とすイメージに近いかもしれません。

うまくセメントを剥がすコツは、ユニフォームの生地の繊維にそってこすり落とすことです。セメントが乾ききるまえに少しでも取り除けると、この工程が楽になります。

油性溶剤でセメントのシミを落とす

セメント汚れを落とすうえで第一関門といえるのが、セメントのシミです。セメントは強アルカリ成分をもっているため、油性の溶剤を使用します。シミ部分に油性溶剤を塗布することで、セメントのシミを効果的に落とすことが可能です。

さらに、作業ユニフォームを痛めにくい特徴もあります。ただし、油性溶剤は石油由来の溶剤であるため、引火性が高いです。油性溶剤の扱いには十分に注意して使用しましょう。軽度のセメント汚れの場合、油性溶剤で汚れを落とすことができます。

酸素系漂白剤(液体)を使用する

接着剤が強い場合や、作業ユニフォームの繊維の中までセメントが入り込んでしまっている場合は、液体の酸素系漂白剤を使用します。セメント汚れのシミの部分に、液体の酸素系漂白剤を塗布し、汚れとともに漂白剤をタオルなどの布でおさえるように拭き取るのです。

布でおさえる際、シミのない部分に汚れや漂白剤をつけないように注意しましょう。ある程度拭き取ったあとは、酸素系漂白剤を使い、高温水で洗濯します。作業ユニフォームの洗濯タグにて、選択可能な温度を確認してできるだけ高い水温で洗濯してください。

作業ユニフォームを自然乾燥させる

最後に、作業ユニフォームを自然乾燥させます。まだセメント汚れが気になる場合は、油性溶剤やドライクリーニング用の溶剤でシミ抜きを行いましょう。ただし、この工程は、生地にダメージを与えてしまいます。セメント汚れを完全に取り除こうとするのではなく、汚れが目立たない程度を目指すのがおすすめです。

酸性の洗剤を利用する際注意すべきポイント

酸性の洗剤は、pH(ペーハー)値が0に近いほど酸性が強く、それに応じて洗浄力も強いです。そのため、汚れが酷い箇所にはpH値が0に近い酸性洗剤を、汚れが軽度な箇所はpH値が7に近い酸性洗剤を選ぶことをおすすめします。また、酸性洗剤はセメント汚れだけでなく、お風呂やキッチンなどの水垢にも適した洗剤です。ただし酸性洗剤は、使い方を誤れば身体に大きな影響を与える恐れがあります。

塩素系の洗剤とは併用しない

セメントの汚れが酷いとはいえ、ほかの洗剤を併用しないようにします。とくに、塩素系の洗剤は使用してはいけません。塩素ガスが発生し、命の危険につながります。

換気を十分に行う

アルカリ性の汚れに対して酸性洗剤を使用することで、中和反応によって有毒な塩素ガスが発生することがあります。体に有害な毒であるため、換気が十分にされている環境で必ず洗剤を使用しましょう。

ゴム手袋やマスクで防護する

酸性の洗剤は、皮膚・目・口に付着すると危険です。強い刺激や痛みだけでなく、嘔吐・吐血・虚脱状態に陥る恐れがあります。ゴム手袋やマスクで、皮膚や粘膜を守りましょう。万が一、皮膚・目・口に酸性洗剤が触れてしまった場合はすぐに大量の水で洗い流し、医師に診てもらうなど適切な対処を行うようにします。

必要ならユニフォームを買い替えよう

セメントの汚れは、ある程度であれば自宅で落とすことができます。とはいえ、使用する油性溶剤や酸性溶剤は洗浄力が強い一方で、作業ユニフォームに大きなダメージを与えてしまう恐れも。とくに強い汚れであれば、完全にセメント汚れを取り除けないこともあります。

そのため、場合によっては作業ユニフォームを買い替えるとよいでしょう。ユニフォームメーカーによっては、さまざまな用途にあわせた作業ユニフォームが販売されています。見た目・手間・機能面を考慮し、買い替えか洗濯かを選ぶのがおすすめです。

まとめ

セメント汚れは、ほかの衣類の汚れと同じように洗濯してとれる汚れではありません。繊維の奥にセメント汚れが入り込んでしまうと、きれいに落とすことは困難になります。紹介した汚れ落としの手順を参考にし、もし必要であればユニフォームメーカーで新しいユニフォームを買うのがよいでしょう。

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